2017年 05月 24日
カワセミ(kingfisher)その4 |
5月の青い空。 カラスムギの穂殻が吹き流しの様に風に吹かれて揺れています。
初夏ですね~。 コガクウツギが純白の花を付け始めました。 コガクウツギはウツギと言ってもユキノシタ科 アジサイ属の花です。 白の花弁に見えるのは装飾花で、実際に実をつけるのは装飾花の横に咲く小さな花房です。
この時期、野鳥は子育ての真っ最中なのか、中々カメラの前に姿を見せてくれません。 たとえ姿を見かけても、山では殆ど木の葉の影に隠れてしまい、簡単には撮影させてくれません。 そんな時には比較的見通しの良い川辺に場所を移してフラストレーションを解消します。
カワセミ(♂)・・・4月末に撮影
嘴の先端に土をつけています。 お父さんは巣作りが大変です。
カワセミ(♀)
5月も中旬を過ぎると、そろそろ雛がかえる頃。 先月よりもエサ取りに姿を見せる頻度が増えています。 久々の見返り美人。
川面を見つめて思いにふける。
猛禽類を警戒してか、ときおり上空を見上げる。
後ろを振り返り、キョロキョロと落ち着きがない。
サアー行くぞ。
ホバーリング!
小魚を銜えて飛び上がって来ました。
捕らえたのはヨシノボリ。
今度は雄が止まり木の横を通過・・・と思いきや。
Uターンして帰ってきてくれました。
ア~ラよっと!
しっぽの羽根の色が綺麗です。
今日は生憎の雨模様ですが、昨日までは5月とは思えない暑さでした。 春の野ではナナホシテントウムシがタンポポの綿毛を日傘にして休んでいました。
ハルジオンの蕾にとまるテントウムシ。 一見穏やかな春の光景ですが・・・。
そこには過酷な弱肉強食の世界を垣間見ることができます。 テントウムシはハルジオンの蕾に寄り集まるアブラムシ(アリマキ)を捕食するために飛んできたのです。 見かけによらず獰猛ですね。
人間はナナホシテントウムシを益虫と呼んでいます。 それは人間の食物を食い荒らす害虫を退治してくれると言う人間の利己的な考え方に他なりません。 一方アブラムシの立場でテントウムシを見ると仲間を食べつくす天敵・害虫になります。 人間は現在、食物連鎖(弱肉強食)の頂点に君臨していますが、他の動植物の視点で人間を捉えると、地球規模で自然破壊や殺戮を行う最も獰猛な害獣と言うことになるのでしょうね。
「カワセミ関連記事」
・カワセミ(kingfisher)その5
・カワセミ(kingfisher)その3
・カワセミ(kingfisher)その2
・カワセミ(kingfisher)その1
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by(下手の横好き!)
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この時期、野鳥は子育ての真っ最中なのか、中々カメラの前に姿を見せてくれません。 たとえ姿を見かけても、山では殆ど木の葉の影に隠れてしまい、簡単には撮影させてくれません。 そんな時には比較的見通しの良い川辺に場所を移してフラストレーションを解消します。
カワセミ(♂)・・・4月末に撮影
嘴の先端に土をつけています。 お父さんは巣作りが大変です。
カワセミ(♀)
5月も中旬を過ぎると、そろそろ雛がかえる頃。 先月よりもエサ取りに姿を見せる頻度が増えています。 久々の見返り美人。
川面を見つめて思いにふける。
猛禽類を警戒してか、ときおり上空を見上げる。
後ろを振り返り、キョロキョロと落ち着きがない。
サアー行くぞ。
ホバーリング!
小魚を銜えて飛び上がって来ました。
捕らえたのはヨシノボリ。
今度は雄が止まり木の横を通過・・・と思いきや。
Uターンして帰ってきてくれました。
ア~ラよっと!
しっぽの羽根の色が綺麗です。
今日は生憎の雨模様ですが、昨日までは5月とは思えない暑さでした。 春の野ではナナホシテントウムシがタンポポの綿毛を日傘にして休んでいました。
ハルジオンの蕾にとまるテントウムシ。 一見穏やかな春の光景ですが・・・。
そこには過酷な弱肉強食の世界を垣間見ることができます。 テントウムシはハルジオンの蕾に寄り集まるアブラムシ(アリマキ)を捕食するために飛んできたのです。 見かけによらず獰猛ですね。
人間はナナホシテントウムシを益虫と呼んでいます。 それは人間の食物を食い荒らす害虫を退治してくれると言う人間の利己的な考え方に他なりません。 一方アブラムシの立場でテントウムシを見ると仲間を食べつくす天敵・害虫になります。 人間は現在、食物連鎖(弱肉強食)の頂点に君臨していますが、他の動植物の視点で人間を捉えると、地球規模で自然破壊や殺戮を行う最も獰猛な害獣と言うことになるのでしょうね。
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by hetano-yokozuki
| 2017-05-24 12:10
| 野鳥